» 2012 » 8月のブログ記事

 日本人に宗教の話をすると、すぐに否定的な意見が出てくる。やれ洗脳だの教祖がどうのだのお布施だの勧誘ノルマだの。しかしこれはまっとうな宗教ではなく、新興宗教団体である。
 普通に考えれば、昔からあるカトリック、プロテスタント、東方正教、イスラム、ヒンディー、ゾロアスターなどはお布施の義務どころか勧誘すらしていない事に気づくはずだ。

 お布施の義務だとか、勧誘ノルマだとか、教祖が性奴隷を作りまくるだとか、そういうのは大抵新興宗教、いわゆるカルトと呼ばれるものである。ではカルトの定義を見てみよう。

1.真理はその組織に占有されており、その組織を通してのみ知ることができると主張する。
2.組織を通して与えられた情報や考え方に対しては、疑ってはならない
3.自分の頭で考えることをしないように指導する
4.世界を組織と外部とに二分する世界観を持つ

 などなど文献や学者によって様々な定義があるのだが、私が考える決定打はこれ

・教祖や幹部に序列をつけ、崇拝させる。

 つまり非常に権威主義の人間崇拝、この一言に尽きる。この世にはびこっている新興宗教、たとえば創価学会の長は池田SGI会長とかいう名前がついており、幹部にもいろいろ名前がある。幸福の科学の大川隆法は「エル・カンターレ」である。幹部にもラテンっぽい名前がつけられている。かの有名なオウム真理教も幹部達に様々な敬称がつけられていた。

 ※余談だが私はオウム真理教に目をつけられて勧誘された事がある。その時「いや、私はムスリムですから、貴方達仏教徒とは絶対に分かり合えないと思います」と答えたら、その幹部は「すみません、ムスリムって何ですか?」と聞いてきた。おいおいこんな知識で宗教組織を運営してるのかよ・・・と飽きれた。

 さて、ではこのようなカルト宗教を否定しまくる日本人の実態はどうであろうか。人間に序列をつけ、崇拝するというカルト的行動が大嫌いだから、さぞフリーダムにやっているのだろう。と、思いきや事実は全く逆なのである。

 日本人は生まれた時から年功序列を叩き込まれ、学校教育では人間崇拝を教え込まれる。偉い人の言うことは理由なしに聞け、と教育される。「先生は偉い」「先輩は偉い」ひどいのになると「俺が黒と言ったら白でも黒だ!」なんていうものまである。秦の宦官、趙高もびっくりである。人間崇拝が教育現場に溢れ過ぎている。

 人間崇拝は他の所でも簡単に発見する事ができる。たとえば、売れ筋商品のプロモーションである。この国ではその商品がどんなものかであるかよりも、誰が使っているか、のほうが大事なのだ。人々は製品について勉強したり手にとって見ることはせず、誰が使っているのかばかり気にする。だから大手広告代理店は意味不明に有名人を起用したCMばかり作る。

 政治家の答弁や、メディアの討論も同じである。何を言ったか、より誰が言ったか、が大事なのである。権威のある人間が言った言葉なら、それがどんなに間違っていても正当化され、社会的立場のない人がどんなに正しい事を言っても誰も耳を貸さない。

 もう少し身近な例を言うと、地方の病院なんてまさに人間崇拝のそれである。医者は神様扱いで、看護婦や技師は豚。患者が医者の都合に合わないような事を言うと、医者が切れて患者が怒られる。看護婦や技師も、「なんで先生に合わせないんですか!」などと叱り付けてくる始末。これがカルト体質以外の何なのであろうか。

 個々人も実に愚かである。権威のある人間にペコペコしてうまい汁を吸おうと考える人が後を絶たない。これがブラック企業の原点である。光通信の靴酌事件など典型的な人間崇拝のそれである。また、得意げに自論を並べ立てる人間を問い詰めていくと、最終的には「誰々が言っていたから・・・」などという全然理論的ではない所から出発していたりする。特に<社会人>と<会社人>を混同している人間に多い。

 ブラック企業と新興カルト宗教、学校の部活、その他もろもろのコミュニティ、一体どこに差があるというのであろうか。自分が間違っていると思う事でも上の人間が言えば我慢して行う。上の立場の人間にお布施(金銭、労力)をする。数え上げればキリがない。ちなみに日本の企業の95%はブラックである。

 この人間崇拝の最たる例は太平洋戦争時の国家神道ではないだろうか。天皇を中心とし、無能幹部どもが権威を振りかざして戦略の大失敗を繰り返した。下々の兵達は牟田口のような糞上官の言う滅茶苦茶な作戦に従うしかなく、「天皇万歳!」と言って死んでいったのである。そしてこのカルト教団を最も象徴するのは、神風特攻である。 

 戦後GHQはこのカルト教団を解体したが、日本人のカルト体質は直らなかった。新世紀になってもあらゆる場所でカルトを見ることが出来る。
 「○○さんが言うんだから間違いないな~」
 「○○さんには逆らえないよ」
 「○○さんに着いていきます!」
 「○○姉御、○○兄貴」

こんな単語を日常生活で使っているあなた、自分が所属している組織がカルト宗教と何ら代わりがない事にお気づきですか?

 以上、内田貴洋の問題提起。

 太古の昔、女は虐げられる存在であった。と、言っても昔の日本の男尊女卑文化やイスラムの男尊女卑文化みたいなモノを想像してもらっては困る。これらの男尊女卑文化は性差を認めた上での役割分担であり、女性保護の視点に基づく男女平等策であるからだ。

 真の女性差別とは昔のヨーロッパ、イスラム以前の中東、辛亥革命以前の中国、そして現代までのインドがその最たる例である。これらの文化圏で女はどういう扱いであったかと言うと、負の遺産である。いつどこの馬の骨にレイプされるかわからない、もしくは愛だの恋だのやって踊らされ、勝手にヒトの子供を孕んでくる負の遺産だったのである。現代人が雌猫を見る視点に近い。

 だから女を守れるような財産、社会的地位のない家庭、また監視するだけの余裕がない家庭は女児が生まれた瞬間に生き埋めにしていた。女は人間ではないのである。今でもインドでは同様の風習が残っている。そして聖書特に旧約の初期には殆ど女の名前は出てこない。これも女を人間として認めていなかったからである。

 男から見て女には二つの役割がある。一つは性の対象物、愛玩する対象という役割である。もうひとつは母親としての役割である。少し社会が高度化し、人々に余裕が生まれると女児を殺すだけではなく、どちらかの役割は最低残そう、という動きが生まれた。ヨーロッパ、中国は性の対象物としての役割を重視し、中東は母親としての役割を重視する方向にそれぞれ流れていった。

 ヨーロッパはミンネザング、ルネサンス期の恋愛詩集に見られるように恋愛文化というものが発達した。実はこれ、何の事はない。蓋を開けてみれば男が愛を語って女をファックして捨てる、という遊びの文化なのである。行き過ぎているレディーファーストや女に家事をさせない、なんていうのも女に能力や家庭内での権力を与えない、という思想から来ている。そのほうがあっさり別れられるからである。

 中国も同様である。但しヨーロッパが精神面に頼って女を落とすというのとは違い、中国は最初から金金金、の世界である。子供のうちから金で女を囲い、愛玩動物のようにかわいがる。ひどいのになるとわざと糖尿病にさせて甘い小便を飲む、なんていう悪趣味なものまであったというから驚きだ。中国の女性の扱いについては纏足がその象徴であろう。纏足は女が外に逃げられないように、と生み出された文化なのである。

 中国もヨーロッパ同様女に家事はさせないし、若い女は徹底的に甘やかす。しかし飽きたらあっさりと捨てる。ちなみに中国人は愛人を作る確立が世界一高い。これは太古の昔から現代まで一貫である。

 ヨーロッパも中国もこのような価値観が根底に存在し、それは今でも消えていない。これらの文化圏では父子家庭が非常に多い。見た目の良い女をファックして子供を産ませて後は取り上げる。女は愛玩用と割り切っており、女に母親としての役割は一切期待していないからである。レディーファーストが素晴らしいと思う女は自分達がペット扱いされている事に気づいたほうが良い。

 さてお次は中東であるがここは少し他の文化圏とは異なる。それは一番新しい一神教であるイスラームが生まれたからである。この宗教は無神論者的に考えると預言者ムハンマドのスポンサーであるハディージャという中年女性が考えた処が多いので、中年女性の保護というものを第一目標にしている節が伺える。詳しい話は別の機会に述べるとして、ここではひとつの例としてアフガニスタンのターリバーンを挙げる。

 彼らは女には学を全く与えず、文字すら読めない状態にした。これは女に母親としての役割だけを与え、他の役割を一切取っ払おうとしたの苦肉の策である。もともと彼らはパシュトゥーンワリの流れを汲む非常にホモ色の強い文化を持っているのもその原因の一つであるが、女に性の対象物としての価値を一切与えようとはしなかった。その代表例があのチャードリーである。

 またアフリカのイスラム圏にはたびたび女性割礼というのが見受けられる。これも母親としての役割、そして性の対象物としての役割を天秤にかけた苦肉の策である。性交は楽しめないが浮気する心配がなくなる。そして半ば強制的に良き母として生きざるを得なくなる、という策である。

 前置きが長くなったが、科学と文明が発達しきった現代社会で女性がフェミニズムをカサに粋がりまくった結果、再び女が人間扱いされない時代がやってくる。それもそのはず、結局女でまともに社会に貢献している人なんてほんの数パーセントで、殆どは自己の身体を武器に売春しているだけ。自覚のない人もいるだろうが会社内で色目を使って男の手を借りている女はただの社内売春婦である。

 そしてこのような状況に男は気づきつつある。女の社会進出なんて、キャリアウーマンなんて、男女平等なんて、嘘だったのだと。殆どの女は逆差別を利用して声高らかに優遇を要求するだけだったのだと。これはアメリカの黒人に対するアファーマティブアクション政策と全く同じ状態で、差別は余計に加速していく一方なのである。結局男が作ったこの社会に女は殆ど何も貢献は出来なかった。

 さてこのような流れの中、どのような事象が発生してくるか、これはいくつかのケースに分けて男視点から説明する。

1 クリスティアーノ・ロナウド作戦

 ご存知ポルトガルのスーパースター、大人気フットボウラーのクリスティアーノ・ロナウドである。昔はロナウドと言ったらブラジルの怪物であったが今ではロナウドと言えば彼である。

 彼は性愛の対象としての女と良き妻そして良き母としての女をはっきり分け、後者は科学の力に頼れば不必要だと考えた。彼は自分の遺伝子をでアメリカにて代理出産を行い、子供は自分の母親に育てさせている。

 皆が皆彼のようなメンタルを持ってしまったら女はどうなってしまうのか。答えは簡単で、見た目と若さでしか判断されない総売春婦状態である。

 さてこうなると女には性的価値以外に期待されるものが全くなくなってしまうので、ひたすら外見を磨く事、若さと美貌を武器に他の女性を貶める事しかしなくなる。尤も現代先進国は軒並みこんな状態になってしまっている。勿論このような女達に良き母になる事なんて無理だし、男性もそんな期待はしないので、女の人生は長くて25歳で終わるようになってしまう。

 性的価値が無くなったその日から誰にも相手にされず、残っているのは最底辺の仕事ばかり。頼みの綱のアファーマティブアクションも過去にフェミがやらかした前例から撤廃されてしまっている。だが悲しい事に女には自浄作用が働かないため、若い女が老齢女を蔑む事はあっても助ける事はしない。

 結局被差別集団である女に財産相続させる親はいないので富は男に蓄積され、女は性奴隷もしくは低級肉体労働者の道しかなくなる。現代の東南アジア諸国特にタイ、フィリピンはすでにこの状態である。

2 総ゲイ化現象

 男の性欲はなんだかんだ言っても抑えがたい。どうしても性の対象を求めてしまう。だがしかし、性の対象を女にすると女が調子こくし、女があまりにも身勝手で男の心に無関心なので振り回されて痛い思いをするのは男である。そのような教訓から社会全体でゲイが流行り出す。

 すでにこの傾向はアメリカで顕著であり、日本でもそれは違う形となって現れてきている。いわゆる「男の娘ブーム」である。これは紛れもないゲイブームなのである。さてこうなると性の対象物、愛玩の対象としての女のアイデンティティが弱くなっていく。殆どそれしか磨いていないような現代の女は焦り、性の安売り大バーゲンを開始し出すが時すでに遅し。快楽の追及において男の同性愛に勝る物はないのである。

 これはイスラムの法律でゲイが死刑と決められているにも関わらず、ゲイが大勢居る事なんかから見ても明らかである。ちなみに熱い地方ではY遺伝子が死にやすいので男女比が極端に偏っており、女のほうが圧倒的に多いにも関わらずこのザマである。

 社会が総ゲイ化し、性愛の対象も、良妻賢母も男に求められるようになってしまうと女は本当に子供を産む機械扱いしかされなくなってしまう。まともな職の確保どころか、最低限の人数だけ残して後は処分なんて事態すらありうる。また科学が発展してXY染色体同士での繁殖が可能になると、女の仕事は胎盤貸し屋くらいしかなくなる。

3 遺伝子改造が当たり前の社会

 皆さん一度は想像した事がないだろうか。アンドロイド。ありふれたパターンだとメイド型アンドロイドが自分に奉仕してくれる、というものである。まんまロボット、ガイノイド、サイボーグ、等いろんな形でこれはSF作品に出てくる。
 日本のギャルゲー等にも必ず一定数の割合で存在しているこれらのアンドロイド、もし実現可能になったら?実はもう一歩手前まで来ているのである。但し、ロボットとしてではなく、実際の有機生命体である。簡単な話、遺伝子工学の技術の賜物である。

 すでにヒトゲノムの解読はほぼ終わり、哺乳類でのクローン製作も実現した今、人間のクローンを作る時代はすぐそこだ。だが待てよ、これらの技術を応用すれば遺伝子改造した個体を作る事が可能だ。もしもどこかのマッドサイエンティストが人間の外見で犬の脳、みたいな生物を産み出す事を考えたら…?

 何を馬鹿な事を、と言う方も多いだろうが実はこれが一番ありうる話なのである。好みの女のガワにペットの脳を入れる、もしくは極端に馬鹿な脳にして飼い主以外の言う事を聞かないようにする。このようにして作られた愛玩用女型ペットを各個人が所有した場合、女の性的価値は全くのゼロになってしまう。マッドサイエンティストがこのペットを老化しないように、もしくは寿命を25歳に設定してしまったら尚更だ。

 ここまで技術革新が進んでいるとクローン技術を使っての生体繁殖も当たり前になっているだろうから、わざわざアナログでブスな女との子供を作る男もおらず、女は性的対象としての価値、母親としての価値を両方同時に失う。そしてクローン技術は性別の指定も可能なので、愛だの恋だのに踊らされてファックされてしまう女の子をわざわざ選ぶ親はいない。つまり、人間の女というのはこの世から消滅してしまうのである。

4 スーパー階層社会

 この一連の文章の前半で少し触れたが、フェミの子供はまともには育たない。2代、3代と代を重ねていくとシングルマザースパイラルが見事に出来上がっている。愛だの恋だのに溺れ捲くっている世代は十代で妊娠するのが当たり前になり、矢張り愛だの恋だのが第一であるから「他に好きな人が出来た」とかほざいてすぐ離婚。

 愛だの恋だの、の正体は一種の売春なので男女共に売春に抵抗はなく、女は生まれた時から与えられた「女」という性をいかにして利用するかしか考えなくなり、全く生産性のない人間ばかりになってしまう。やる事は消費の遊びばかりだ。男は生まれた時から自己のビッチの血を呪い、自暴自棄になってギャングになる。そして金持ちに使い捨てにされてその人生の幕を閉じる。鉄砲玉にされたり、ドラッグディーラーにされたりして路上で撃たれて死ぬ。アメリカのゲットーではよくある光景だ。

 現実にこれらの現象はヨーロッパ諸国とアメリカ特に東欧で顕著になっている。それは白人のスポーツ選手や有名人、モデルなんかを見てもらえばわかるだろう。刺青率がハンパなく上がっている。いくらファッションと言えどもまともな家庭の育ちなら刺青なんて入れない。

 パッチワーク家族という単語を聞いたことがないだろうか。二度三度以上離婚を繰り返していると、「あれ?この子誰の子だったっけ?」という子供が家族内に大量におり、それはまるで寄せ集めの布をツギハギしたパッチワークのようだからこの名がついた。北欧諸国、ドイツ、アメリカではすでに深刻な社会問題になっており、勿論このような環境で育った子がまともに育つ事は稀である。

 だがそれでもフェミは女の自由を主張し、人間の根本である家族、具体的には子供の幸せをないがしろにし続け、恋愛は素晴らしいキャンペーンを展開し続けるのである。なんと自分勝手な人種であろうか。

 さてこのように下層が愛だの恋だのに溺れて出来損ないの子供を大量生産している間に、上層階級は着々と遺伝と経済力による計画的な家庭作りを行い、力を蓄えていく。実は昔の日本もこのような環境であり、武家の娘と言えば恋愛はご法度であった。彼女達からすると恋愛などというのは庶民のする事だったのである。同じ事が各国の貴族にも伺える。尤もイギリス王室だけは史上最低の性モラルであるが・・・

 その国の経済、メディアを牛耳るのは結局上層階級なので、これらの上層階級が下層に対して確信犯的にフェミと恋愛至上主義を煽ったらどうなるのであろうか。答えは簡単、大男児堕胎ブームの到来である。これは一見男が差別されているように見えるが、実際は下層階級のすべてが女になり、団結力がなくなるので上層階級の男がやりたい放題になる、という図式である。

 今の医療技術だと人間は150歳くらいまで生きると言う。老齢の上層が下層の若い女を騙してひたすら使い捨てにする図式が簡単に目に浮かぶ。以上、内田貴洋の未来への啓示。

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