今日は朝からゴキと格闘して疲れた・・・・

今回はワタクシが観察して集めた様々なデータから、ゴキブリといかにして戦うかというマニュアルをお送りしたい。

ゴキブリ対策は以下の3つに分けて解説する。

1、侵入防止
2、トラップ
3、出会い頭戦

1侵入防止

A物理的侵入防止

 最近の住宅は密閉性が高く、普通に物理的侵入防止がなされているようである。だがそうでない住居においては、改善策を練らなければ隙間だらけでゴキブリの侵入をいとも簡単に許してしまう。

 一番簡単な物理的侵入防止は保健所に頼んで月1で家の周囲に薬剤を撒いてもらうことだ。これでゴキブリの外部からの侵入は防げる。だが費用が高くつくのでおそらく実践できる人は少ないであろう。

 安く仕上げるためにはゴキブリはどこからやってくるを考えれば良いのである。そこに市販の防ゴキ薬を塗っておけば良い。ゴキブリがやってくる場所は

a屋外から飛来し窓から

 これは単に窓を閉めていれば防げる問題である。尤も窓に隙間があるなら無意味であるが。

b下水から排水口を伝って

 S字排水パイプの住宅なら途中に水が溜まっているためまったく問題はない。だが、私の家のように古い家はストレートパイプであることがたまにある。ストレートパイプの場合、途中に水などの障害が一切ないため、ゴキは余裕であがってくる。
これは常に蓋をしておくしか防止策はない。薬剤を撒いても排水口という特性上、すぐに流れ落ちてしまうからだ。

c集合住宅で隣などから

 進入スペースとなる部分に薬剤を塗っておく。または隙間を埋める。盲点となるのはドアである。意外とドアから進入してくる。

d縁の下から

 意外と知られていないことだが、縁の下の通気性を良くして湿度を下げてやるとゴキブリ発生率がかなり下がる。縁の下の通気性をよくするには換気扇の設置が必要である。最新の家はデフォルトで通気性が良いので問題がないが、古い家では換気扇を外注するしかない。しかし悪徳業者に注意すること。換気扇自体は3万もしない。

 
e車庫から

 屋外に住むゴキブリが冬眠場所として車庫に住み着くことがよくある。これは何も地方に限らず都心でも起こりうることである。黒ゴキの大型固体などは夏から秋にかけてゴミ捨て場で生活していることがあり、ヤツら半屋外性のゴキたちが車の排気や余熱であたたかい車庫を冬眠場所として選択することがよくある。そして春になると屋内へと侵入してくるのだ。この車庫から屋内へのルートが断絶されている家屋では問題ないが・・・

fベランダから

 ベランダにプランターなどを置いている場合そこが冬眠場所になっていることがよくある。心配ならプランターを全部ひっくり返してみてみること。

Bキープクリーン

 常に清潔をこころがけておくこと。簡単に言ってしまえばゴキブリにとってメリットがない家にしてしまうことである。
だがこれを実行するには常に台所の水分をすべてふき取り乾燥させた状態にしなければならないのと同時にすべての生ゴミを常に屋外に捨てておく必要がある。更に食材は密閉した容器に入れ・・・・・とかなりめんどくさい。こんなことが出来るなら苦労はしない。よって簡単な処置のみにする。匂いの強い食材、ゴミを置いておかないことである。特に注意すべきはコーヒー。これは匂いが強いのでゴキブリがすぐに寄ってくる。コーヒーのゴミは即座に屋外へ投げ捨てることだ。以上。

 

 ホイホイ作戦ではキリがない。それを私が悟ったのは、ホイホイの中のゴキ絨毯を乗り越えて別のゴキが中央の餌をむさぼっているのを見た瞬間であった。「俺の屍を超えていけ!」ではないが、ゴキブリの人海戦術、いや虫海戦術の前にホイホイは無効であった。ただ、ゴキに餌を提供しているだけではないかこれでは!!!

 では他の手段はどうであろう。

ホウ酸団子→魚の水槽にゴキが落ちたら一大事=×
バルサン→水槽に悪影響=×
生物兵器→アロワナがそいつを見つけたらジャンプするので×

選択肢がなくなっていく。

 だが我々は逆転の発想を以って毒を制すことを考えた。

 ゴキブリを魚の餌にすればいいのである。幸いにして昆虫を好むアロワナの専門店ときた。もちろんゴキブリの危険性を我々は熟知していたが、コストパフォーマンス、一石二鳥っぷりとリスクを天秤にかけた結果、この作戦が採用された。

 となれば早速トラップ作りである。トラップは簡単である。大きめのコップの中に魚の餌を入れる。そしてコップの内側にマーガリンを塗っておけばいい。マーガリンやバターに触れるとゴキブリはなぜか落ちてしまうのだ。こうして、生きたゴキブリを捕らえる算段が整った。

 さてここで問題である。普通熱帯魚屋にはデカいコップなどない。では、そのコップはどこから調達するか。この難問を我が店長はあっさりと解決してくれた。

 その日から店長は隣の中華屋に出前を頼みはじめた。この中華屋の店長もこのアロワナ屋の常連であり、顔なじみである。中華屋の店長の名前はセイジと言う。通称セイちゃんである。

「セイちゃん、A定食二つと中生2つね」この調子で店長は毎日出前を頼んだ。中学生の私にまでビールを飲ませ、もちろんジョッキは返さない。さすがヤクザである。セイちゃんに何か言われても、「あ~後で返すよ。」の一点張りである。

 言うまでもないことだが、ジョッキはセイちゃんが返却の催促をしてきた時には既にゴキトラップに化けており、とても見せられる状態ではなかった。何はともあれ、ジョッキを合計10本くらいパクってトラップにし、それをあちこちに配置した。

 結果は良好である。1つのジョッキにつき毎日3~5匹は入っている。興味深いのは設置する場所によって取れる種類が違うということである。天井近い場所ではチャバネが多く、湿度の高い水槽の濾過槽ではクロゴキの幼虫が多く、温度が少し低い水槽のない場所ではクロゴキの成体が多かった。ワモンは特に法則もないが、高い場所ではあまりとれなかった。

 これらをアロワナに与えるために、私が長いピンセットを使ってこいつらをつまみ、水槽に投げ込むのだが、どうもピンセットが滑る。最初のうちはそのまま与えていたが、だんだんと飽きてきたのと、滑り落ちて逃げてしまうことが多々あったため、ピンセットでゴキブリを串刺しにしてから放り込むという技を開発した。

 更に、アロワナがゴキブリを食べた後、羽だけ吐き出すことがよくあったので、羽のある成虫は羽をむしってから与えることにした。たまに羽と一緒に内臓が引きずり出されたりしておつゆが飛び散ったり。私は最初こそ嫌悪感で一杯であったが、そのうちこのゴキブリの虐殺を楽しむようになっていた。戦争とはかくも恐ろしいものである。人間を狂気に駆り立ててしまうのだ。

 次第に私はゴキブリのどこをどう刺せばどのような神経が切断されて、どのような動きになるのかまで覚えてしまった。例えば半身不随にして永遠に回転し続けるゴキブリを作るなどといったことは造作もなかった。実験的に触覚を切って放ってみたり、頭を切り取ってみたり、腹を押しつぶして中身を搾り取るなどといったことまでやった。ナチスもびっくりである。

 結果として我々とゴキブリの戦争は我々の一方的な虐殺が繰り返されるという結末に至った。さすがに毎日ゴキブリを取り続けていると、数も減ってくる。最後のほうは1日合計3匹取れるかどうかといった具合であった。我々は圧倒的勝利を収めたのである。これほどの劇的な勝利は歴史上稀であったろう。とにかく、我々は勝ったのだ。人間ばんざい!

 

 

 

 

 ある日私がトラップの掃除をしていると、中華屋のセイちゃんが店にやってきた。
「社長さ~。それ、うちのだよね・・・・・」
「・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・」

 

 

今日も出たよ・・・デカいのが・・・

さて、と。ゴキブリ戦争の話だったな。

あの忌わしい記憶を食事中に蘇らすのはいささか抵抗があるが乗りかかった船、仕方あるまい。
殺るか殺られるか。壮絶なあの戦争の記憶を語らねばなるまい・・・・・

 10年前、私は熱帯魚屋でアルバイトをしていた。中学3年生の時である。この時はまだアロワナ専門店ではなく、普通の熱帯魚屋であった。

 熱帯魚屋というのは常に25度以上の室温をキープしている。さらに、魚のエサが常備され、食い物には困らない。湿度も高く、まさに熱帯雨林のような環境である。ゴキブリにとってはユートピアなわけである。

 冬になると近所のゴキブリたちはこの店に集結した。冬眠なんてどこ吹く風。せっせと繁殖に明け暮れるのだ。
ではこの時点でのゴキ害を少し挙げてみよう。

・モップ用バケツの中で常に2~3匹のクロゴキ大型固体が死んでいる。

・同じように便所でも常に死んでいる。どうもクロゴキ大型固体は自分の体重のために滑り落ちて溺死することが多い。

・袋詰めにされた魚のエサの袋を食い破り中を荒らす。

・前日忘れていったタバコの箱を開けるとゴキブリが物凄い勢いで飛び出してくる。よく見ると中身が食い荒らされている。

・名刺ファイルの中がゴキの巣になっており、開いた瞬間20匹くらいが蜘蛛の子を散らすように逃げていく。うち数匹は腕に上ってきた。

・モーター内にゴキブリが侵入し、こっぱみじんになりモーター破損。

・水槽内に落ちて魚につつかれ死亡。バラバラ死体を客に気づかれないように素手で拾う。

・冷蔵庫のゴムが食い破りで突破され、内部が荒らされると同時に寒さで大量の死体が・・・・

ちなみにこれらの後始末をしてたのは全部私である。だがこの時点ではありふれたことだったので、私も店長も気には止めていなかった。

 しかし、大型店舗の出現によりうちの店がアロワナ専門店となった時、このゴキ害が無視できぬものとなってきた。

 アロワナという魚は昆虫を好んで食べる。そのためゴキブリが水槽のガラス蓋の上を歩いたりしていると、それめがけてジャンプを繰り返す。結果として魚体は傷つき、髭が折れたりウロコが取れたり、アゴが腫れてしまったりして商品価値を落としてしまう。最悪のケースではアゴが折れて死んだりしてしまう。

 ちなみにこの魚は一体20万~150万くらいするので店側の損失はかなり大きくなる。

 さらにエサ水槽の問題も深刻だ。エサの金魚の水槽にしょっちゅうクロゴキの成体が落ちて死ぬのである。もちろん金魚につつかれてバラバラ死体となる。そして、それを始末するのは私である。客の目を盗んでこっそりと、素手でかき集めるしかないのだ。

 また、エサ用コオロギの水槽にもしょっちゅう侵入する。コオロギは注文を受けると素手で捕まえていくのだが、この時、間違えてゴキブリをつかんでしまうと大変なことになる。店長が間違えてゴキブリをつかんでしまった時、ゴキブリは反撃を見せ、店長の手に噛み付いた。翌日、店長から連絡が入り、手がカブれてしまってとても店にはいけない、しばらく一人でやってくれと言われた。店長の手のカブれが直るのには3日ほどかかった。ゴキブリは下水などから上がってくる。何かとてつもない雑菌が入ってしまったのだろう。

 以上の事態を踏まえて、我々スタッフはゴキブリとの全面戦争に突入することを決意した。ゴキブリを殲滅するのが当面の目標となった。

 私は手始めにゴキブリホイホイを数箇所に設置してみた。
店の休日を挟んで2日後、ホイホイを開く。すると、ホイホイの内部は実にカラフルな模様となっていた。

 すなわち、ホイホイの地面が見えないのである。ゴキブリの絨毯が出来上がっていたのだ。チャバネ、ワモン、クロ、様々な種類のゴキたちがトラップにひっかかっていた。中には自分の前にひっかかっているゴキの腹部を食べている個体までいた。嗚呼、なんと悪食なのだこいつらは・・・。

 更にショックだったのは、設置した場所を忘れていたホイホイを見つけて開封した時だ。
ゴキ絨毯が出来上がっているのはもちろん、その中に更におぞましい光景が広がっていた。

 ゴキブリの卵というのは、メスの腹にひっついている。産み落とすまで、メスが腹に抱きかかえて歩き回るのだ。そんなメスが、トラップにかかっていたのだ。哀れなその卵は産み落とされることなく、孵化まで持ちこたえることが出来なかった。私が見たのは、ホイホイの中でメスの腹部にくっついたまま孵化した卵の抜け殻と、そこから放射状に広がってくっついているおびただしい数のゴキブリの幼令虫であった。

 さてホイホイ作戦もキリがないとわかってきた我々は新しい作戦を練ることにした。

 

 

 今週に入って5匹目である。

しかも今回はなんと寝室に出やがった。
ベッドの下から出てきたのでびっくりした。

ま、確実な死をプレゼントしてやったが・・・・

 ゴキブリをよく素手で触ったりしている人がいるが信じられない。当の本人たちは「慣れ」だと言うが、ゴキブリというのは知れば知るほど恐怖を感じる生物である。
誰よりもゴキブリを怖がる私はもちろんゴキブリをとてもよく知っている。とてもよく知っているからこそ、怖くてしょうがないのだ。

皆さんの中でゴキブリを殺したことがない人などいないであろう。だが、おそらく多くの人は2桁程度なのではなかろうか。
3桁殺せば立派なゴキブリ博士である。
おそらくそのくらい殺せば彼らの生態、動き予測、確実なしとめ方くらいは熟知しているはずである。
このレベルに到達すればゴキマスターと呼ばれてもいいだろう。
では私は、というと、少なくとも1万匹は殺している。
私はゴキブリ殺しのプロフェッショナルだったのだ。

もちろん望んでそうなったわけではない。運命が、私の人生を翻弄したのだ。
そう、語らねばなるまい。あの10年前の戦争のことを・・・・

 前回のエントリhttp://www.uchidatakahiro.com/otaku/20060521_7.html からの続き。

 俺がオタク道へ興味を示したのを察したのか、友人のハイパーオタクが俺に連絡を取ってきた。

 彼は言う。

「内田君さ、いつもドラッグはダメ絶対とか言う人は真実が見えてないとか言ってるじゃん。自分で試した事もないのに批判するのは馬鹿のやる事だし、他人の受け売りで非難するなんて薄っぺらいってさ。でも内田君がオタクに関して言ってる事も同じだよね。試しもしないのに拒絶反応を起こしてるよね。それって内田君が言う思考の停止と何が違うの?」

なぁぁあにぃいいい!言ってくれるじゃねえか。そう思った俺はこう言った。

「よし。わかった。俺が間違っていた。今すぐお前の家に行くぞ。お前のおススメのアニメ20本とエロゲー3本貸せ。」

 そういうわけで俺は今アニメを見まくっているわけである。13話を1クールと呼ぶなんて余計な知識をつけ、オタ道まっしぐらである。

だがしかし、程度の差はあれどのアニメも見終わると欝になるのだ。
どんな内容でもだ。
すなわち、内容に関係なく「何か」が原因となって欝になっているのである。

 俺はドラマも映画も漫画も小説も全く見ない人間である。なぜ俺がこれらを見ないのか、それらもこの「何か」が共通の原因となっているであろうという仮説を立てた。共通項はなんであろうか。それを解明することで、この「何か」の正体がわかるはずだ。

 

 例えばおよそ現実とは程遠いアニメがある。独特の世界を構築し、独特のルールがある。およそ我々が生きている日常とは程遠い全くの別世界である。そしてアニメが完結した瞬間に、俺はその世界からほっぽり出される。その世界はパラレルワールドもしくはロストワールドとなり、俺はシャットアウトされてしまう。あるのはただ現実のみであり、その世界に立ち戻ることは永久にできない。その世界の時計はそこで止まり、自分の時計は進み続けることになる。

 現実とは程遠くない世界観のアニメであろうと、同じことである。アニメが完結した瞬間、俺はそこから放り出される。キャストたちと同じ時間を共有することは二度と出来ない。

 映画、ドラマ、漫画、小説も同じである。ひとつの話が終わった瞬間、その世界から俺はひとり取り残される。二度と戻ることはできない。それぞれの作品たちはそれらの世界にまるで写真のように、時間に封をしたものなのだ。それを見ている瞬間だけ俺はその世界の住人になれ、同じ時間を共有できるが、完結した瞬間に「お前は違うんだよ」という事実を叩きつけられるのだ。

 このように自分ひとりが取り残される切なさが、「何か」の正体である。同時にまた、時間がそこでストップしてしまう不気味さ、悲しさも「何か」の正体である。映画、漫画、ドラマ、アニメのアフターストーリーを書きたがる輩がいることはこれを如実に物語っている。そうすることによって、自分が取り残されることもなく、また、その世界の時計を進ませることが出来るからである。

 では現実はどうであろうか。
現実は自分が死なない限り止まらない。時間は動き続けるのである。皆が同じ時間を共有しているのだ。自分ひとり取り残されることも、時間に封をすることもない。パラレルワールドとして展開することもない。ここに悲しみは存在しない。

 ちなみに俺は映画、漫画、小説の歴史物(史実)だけは昔から見ている。今思えば、歴史物(史実)は最初から終わった事実として現実に存在しているから抵抗なく見ることが出来ていたのだなあ、と思うのである。史実があるからこそ自分が存在する。そう、史実だけは、自分の時間とつながっているからだ。

 何はともあれ、俺は割り切るということが出来ない精神的に脆い人間なんだなあと再認識した。

 

 後輩とMSNでチャットをしつつyoutubeを漁っていたら、外人オタク(日本のアニメが好きなアニオタ)の動画がいっぱい出てきた。

 奴らはとても楽しそうであった。彼らの聖地である秋葉ではしゃぎまくっていた。「萌え~」がキーワードである。そう、今やオタク文化は萌え文化なのである。ある時、秋葉のホコ天でストリートライブが行われており、そこの観客が見事にハジケまくっているのを見て私はこう思った。「なんだこれ・・・渋谷あたりのクラブで死んだ魚みたいな顔して踊ってるギャルより全然ノレてんじゃん。」そして極めつけは、朝のニュースに「萌え」という単語が出てきた時である。

 

 私はこの自国の文化を楽しんでいない自分がとても損をしている気分になった。私はオタクアレルギーであり、オタク文化にはなるべく触れないようにしていたのだが、何が彼らをそこまで駆り立てるのか、そしてなぜ日本が総オタク化しているのか、興味がわいた。

 と、なると我々もオタク文化を体験してみなければ、その答えは出まい。オタク文化のフラッグシップと言えばエロゲーである。エロゲーをやるしかない!と思って、後輩にとりあえずやらせてみた。

 感想「むかつくだけです。飽きました。」

 

 うーん、これはおかしい。なぜ皆そんなむかつくものにハマっているのだろうか。これは、ゲームの選択が悪かったのではなかろうか。そう思った私は、友人のY君が昔言っていたフレーズを思い出した。
「エロゲーにはいろいろ種類があって、抜きゲー、萌えゲー、泣きゲー云々」
よし、さっそくY君に相談だ!!

 相談した結果、どうやら中にやらせたのは抜きゲーというジャンルのものらしく、これに「萌え」は存在しないらしい。これではダメだ。完全に履き違えている。我々の目的はエロゲーを研究することではなく、「萌え」を理解することだ。エロゲー研究はあくまでその手段なのだ。手段と目的を履き違えてはならない。

 では「萌え」を理解するには何がいいのかとY君に聞いたところ、「to heart2」という王道ゲームがいいと言う。さっそく検索だ!!

 http://www.aquaplus.co.jp/th2/
 http://leaf.aquaplus.co.jp/product/th2x/

↑ホームページ

 いきなり目に飛び込んでくるありえないほど頭がデカい女の子たちにちょっと抵抗を覚えたが、お祭り人間の私はとりあえずMSNで後輩とY君に「誰が好みか決めよう!」と、バカな提案をしてみた。こうして選んでいるうちにだんだんと面白くなってきた。とは言え、この時点では半分バカにしている。所詮現実ではないし、ありえねーなこのキャラは、と。

 うーんとりあえず今見れるコンテンツで何かないかな、とyoutubeをあさると動画があった。
なんとアニメ放映までしているらしい。すごいなオタク文化。完全に一般化してるよ。エロゲーなのに。

 アニメを見て驚いた。

・・・・ふつーに面白い。

 時々オタ受けを狙った電波じみたセリフを吐く女キャラにむかつきと違和感を覚えるが、これは普通に面白い。

見ているとなぜかほほえましく、ニヤけてしまう。
う~ん、これが萌え、か・・・・だんだん理解してきたぞ。
どうやら萌え、は外見ではないようだ。

なぜ面白いのか、ちょっと分析してみた。

・キャラクターに金や権力、見栄といった打算がほとんどない
・嫉妬もない
・皆純粋で単純である
・とても平和である
・絵に描いたような理想の学園生活である。

 なるほど、不況の現代の人間たちとはまるで反対なわけである。そうだ。こいつらは桃源郷の住人なのだ。つまり、現実の薄汚れた部分が全くなく、理想の世界なのだ。これを見ることは強烈な現実逃避の麻薬であると理解した。

 同時に、エロゲーにおけるエロ描写についても少し憶測を働かせてみた。思うにエロ描写は、まるで恋愛小説、ドラマの塗れ場のような存在であって、決してエロがメインになっているわけではないのである。おそらくこれで抜けと言われても無理だろう。。あくまで愛の物語の、エッセンスなのであろう。

 まだゲームはやってないけど。

だがしかし、私は桃源郷の物語よりも、泥臭く生臭い人間の物語のほうが好きなので、オタクになるのは難しいのではないかとも思った。

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