私はマニアである。
何事も深く追求するタチである。

最近私がアニオタ化しているともっぱらの評判であるが、アニメは飯食ってる最中に見ているから(一回1時間半くらいかけて飯を食っている)詳しくなっただけであって、何事も中途半端にするのは気がすまない私の性格が、ただそう見せているだけである。

他にも魚突きマニア、バイクマニア、人間観察マニア、アクアリウムマニア、音楽マニア、人類学人種学マニア、比較文化マニア等数えればキリがないくらいで、これらの趣味は語ったところで誰も理解できないであろうから日記に書かないだけである。

最近アニメ関連の日記が多いのは、比較的ネットの人間関係にアニメ好きが多いから、そうしているだけである。

というわけで今回は私の趣味の中でもかなり上位の部類に入る
「歴史、戦術マニア」
の部分をクローズアップしてみたい。

歴史と言えば戦争。戦争と言えば歴史。軍事はその国、その民族の常に最先端技術や文化が投入される部分であって、戦争を見ればその国家が見えてくるのである。戦争の具体的な戦法を決定する戦術、武装、これらを紐解くとそこにはとても面白い世界が広がっている。

世界の大きな戦術の主流の流れをおおまかに言うと

戦車戦術

集団密集戦術

方陣戦術
↓(鐙の登場)
騎馬戦術

弓騎兵波状攻撃戦術

重騎兵突撃戦術
↓(鎧の進化)
集団密集戦術
↓(銃の登場)
方陣戦術
↓(銃の進化)
騎兵横隊戦術
↓(ガトリングの登場)
塹壕戦術

である。
この中でとりわけ面白いのは

弓騎兵波状攻撃戦術

重騎兵突撃戦術
↓(鎧の進化)
集団密集戦術

このへんである。12世紀~15世紀。
十字軍から百年戦争あたりまでである。
この時代はさまざまな兵科が活躍した時代であり、最強モンゴル軍団や悪名高いパイクチャージのスイス傭兵、狂信的突撃を繰り返す十字軍、そして様々な攻城兵器が生まれたとても面白い時代である。

戦術について語るとアレクサンドロスが確立した槌と金床戦法が復活を遂げるに至る過程が・・・・と、長くなりすぎたので本題にいこう。

アメリカに中世再現委員会(SCA)とか言う協会があって、そこでは中世の戦闘を忠実に再現するサバイバルゲーム中世版のようなことを行っている。

是非参加したい。それだけが言いたかった。終わり。

 

なかよしという小学生向けの雑誌の名前ではない。

世の中には時として、なぜかわからないが気の合う友人というのがいるものだ。第三者から見ると、「なぜあいつとあいつは仲がいいんだ?性格もファッションも趣味も全く違うのに。」というような不思議カップルならぬ不思議仲良しさんが存在する。

例えば・・・

片方がおっとりしていて片方がせっかち。
片方がキモオタ風で片方がチャラバカ風。
片方が芸術系で片方が体育会系。

こんなことで行動が合うのであろうか、こんなのことで話題が合うのだろうかこんなことで価値観が合うのだろうか・・・と、大抵の人は心配する。だがしかし、友人というのは同じように行動しなければいけないわけでもないし、人に見せるためのユニットでもないし、共通の話題で盛り上がらなければいけないわけでもない。

むしろ反対に、同じ行動をするために、人に見せるために、共通の話題で話をするためにその人と付き合うのであれば、それはその人をそれぞれの目的のための手段としているのであって、これで友情は生まれない。ツールはツールであって、友人にはなり得ない。その人と付き合うこと自体が目的になって初めて友情というのは生まれる。つまり、友情というのはただその人と付き合うことのみによって生まれるものであって、個人の趣向に左右されるものではない。

我々は物事を行う時に、自分で定めたルールというものに従って行動する。人と付き合う時、相手がこの自分ルールというものから逸脱してしまうと、「ああ、この人とはやってられないな」と考えてしまう。そしてこの自分ルールは自身の絶対的価値観によって形成されるものである。

そしてこの絶対的価値観を決めるのは、家庭環境、宗教、教育、社会環境などである。これらを総合して「育ち」と言う。「育ち」が近い人間同士は、お互いの自分ルールが近い所にあるので友情が育み易く、壊れにくい。

不思議仲良しさんを見てみると、まず間違いなく「育ち」が似ているのである。皆さんの周りの仲良しさんはどうですか?

十字軍

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私は歴史がとても好きで、なかでもとりわけ十字軍とイスラムとモンゴルが大激突する13世紀が大好きなのである。日本では丁度源義経が活躍していた時代である。

先日、キングダムオブへブンという映画を入手する機会があったので、おおこれは見るしかないと思い、見てみた。そこで感想をひとつ。

この映画は予備知識のない人には全くと言っていいほど楽しめないであろう。しかも生半可な予備知識では駄目だ。
アラブ人よりアラブ史に詳しいですよ、くらいでなければ楽しめない。
ストーリーは誰にスポットが当たっているかよくわからず、まるで歴史の教科書を読まされている気分になる。また余計な捏造やラブシーンを増やしたせいで矛盾も多く含んでいる。
つまり単純な娯楽映画としてはクソもいいとこである。

イベリン卿は実際のところほぼ何もしてないので主役としてはふさわしくないし、サラディンに的を絞るならプリンスアルナート・ルノー・ド・シャティヨンとの長い長い因縁をもっと取り上げるべきだし、ボードゥアン4世に焦点を当てるなら彼の呪われた生い立ちから描かなければ駄目だろう。
十字軍がいかにフロンティアドリームかを描くのなら最初のゴッドフリーに怪我をさせずに小アジアまでの道中をメインに持ってくるべきであった。

だがしかし、我々のような歴マニ戦術マニアにとってはそんな人物たちの心理描写などどうでもよく、名場面をいかに描写しているか、また、戦闘の際の陣形展開をいかにして映すか、がキモなのである。この点この映画は100点をあげても良い。
上空からの陣形展開の撮影など、脊髄が痺れそうなカッコよさである。当時のアラブの世界最先端の投石器(確かひとつひとつに悪魔だの大げさな名前がついている)の再現もよかった。攻城戦の雰囲気もばっちりである。
惜しむべきはヒッティーンの会戦の描写がなかったことと、西欧の剣はあんなに刺さらないということ。どちらかというと金属の棒で相手をタコ殴りにして殺すという感じである。またテンプル騎士団など修道院所属の騎士団は確かブレードのある武器の使用を禁じられていたため、メイスやフレイルの装備であったはず。このへんが残念。

最終的な感想

「あ~俺がこの時代にフランス生まれなら絶対十字軍として中東いくわ・・・暗くて臭くて不衛生で文明の遅れた暗黒のヨーロッパなんかには絶対帰りたくねえ。この世の楽園シリアで一生を過ごすね!!」

 前にどなたか忘れたが私に言ったことがある。

「人を評価する時に、いい人、悪い人っていう単語を使うヤツって、自分軸でしか人を評価していないんだよな~。しかもそういうヤツってたいてい信用できないんだ。」 

 これを詳しく解説すると、まず、「良い、悪い」という単語の正体である。客観的に良い悪いを判断することは出来ない。良い悪いは理論では説明できない事項なのである。

 何を以ってして良い、悪いなのか、それは各々によって異なるのである。例えばAさんはムスリムなので酒=悪、Bさんは神道なので酒=善。Aさんはムスリムなので4人まで妻を持つことは悪ではなく、Cさんは厳格なカトリックなので4又=大罪。

 宗教を例に出したのは、宗教は理屈抜きの絶対的価値観を個々に植えつける力が強いからである。もう少し砕いて身近な絶対的価値観の例でいこう。例えば嘘。甲さんは結果として他者が幸せになるなら嘘も方便=善と考え、乙さんは嘘をつくこと自体が他者への侮蔑=悪と考える。このように、個々によって良い悪いの定義は全く異なるのである。

 さらにこの甲乙の例で先ほどのいい人悪い人を語るとしよう。甲さんは嘘つきを否定はしないが乙さんは嘘つき=絶対悪である。乙さんはありのままを伝える人を否定はしないが甲さんに言わせると他者の気持ちを汲み取れないでベラベラ事実を喋る人=悪なのである。そして、お互いにとって「いい人」とは
甲さん=うまくあわせてくれる人
乙さん=常に素で触れてくれる人

なのである。お互いにとっての「いい人」は全く180度違うわけだ。そして最初の話題に戻るが、これら「いい人」というのは「甲さんにとっていい人」「乙さんにとっていい人」なのである。これが他者に当てはまるはずがない。よって、他人を評価する時に「あの人いい人だよな~」などと言う人は、自分軸でしか相手を評価していないことになるのである。すなわち、「自分にとっていい人」である。

 自分にとっていい人、が他者に対してもいい人であるとは限らない。だからこそ、他人を評価する時に「いい人」を使う人間は、まさに自分のことしか考えていない人間、でもある。いや、自分のことしか見えていないのかもしれないが。また、多くの場合は「自分に利益をもたらしてくれる人」という意味で「いい人」を定義づけていることが多い。私の経験では95%の人はこのような意味で「いい人」を使っている。このような自分本位の人間を信用する人はあまりいないであろう。

 だから私は、他人を評価する際に「いい人」を絶対に使わないようにしている。いくら私に利益を還元してくれている人でも絶対に使わない。それをほめ言葉として期待している人に対しても絶対に使わない。あくまで客観的な視点で評価する。このような私の性格が、おそらくかわいげがないと言われる所以なのであろう。人によってはあんだけ世話してやったのに!なんて言っているのであろうが、私はこの考えを曲げる気はあまりない。

 

いよいよ最終章!直接対決である。

3、出会い頭戦

 前章と同じく、最初にゴキブリの生態について触れておこう。ゴキブリは触覚や尾角によって空気の流れを感知する。聴覚に該当するものであるが、振動なども感知するので少し違う。また、ゴキブリは感覚の80%程度を触覚に頼っている。つまり触覚を使わないと認知ということができない。よって、触覚を使っていない状況では思考というものができていないのである。

 我々がゴキブリに出会うと、ゴキブリは動きを止める。これは森林の生物の特徴なのだが、森林の生物は基本的に動かなければ周囲の背景に溶け込み、敵に発見されることがない。だから彼らは外敵を発見すると動きを止める。攻撃されていない限り、まだ発見されていないと思い込んでいるのだ。蛇に睨まれたカエルが動かないのもこういう原理なわけである。

 次にゴキブリがとる行動はダッシュである。我々のモーションを感じるか、あるいは攻撃を受けた時からかは固体による。この時、ゴキブリは完全にパニックに陥っている。パニックに陥ったゴキブリは本能でしか動けない。前章で説明した通り、身体を物にくっつけようとする。明るい場所ではなくて暗い場所へと移動しようとする。これらは思考ではなく完全に本能である。その証拠に、我々が道路のど真ん中でゴキブリに会う時、彼らは我々へとダッシュしてくる。外敵である我々に向かってだ。更に靴を少し浮かせてやるとその中にもぐりこんで来る。もしも思考が出来ているならば外敵にわざわざ身を預けたりはしない。ゴキブリがダッシュする時、それはパニックに陥って本能のまま手足を動かしている瞬間なのだ。

 同時に、ゴキブリは走れば走るほどパニックが加速する。なぜならダッシュしている瞬間、触覚は使えないからだ。ダッシュしているゴキブリがひっくり返りまくったりして意味不明な行動をとるのはこのせいである。

 反対にゴキブリがゆっくり歩いている時、ゴキブリは思考が出来ている。(といっても限りなく刹那的短絡的思考)触角を振り回して周囲の状況を認知し、行動に反映させる。逆に考えると触覚を振り回していないゴキブリはもう思考を停止させていると考えてよろしい。つまり、出会い頭のあの瞬間である。この状況は、ほぼ8割がたこちらが勝てる状況である。
しかし触覚を動かしている状況では歩いてのそのそと物陰に逃げられる可能性が高い。

 このようなゴキブリの性質がわかれば、出会い頭の戦闘も楽勝である。基本はとにかくゴキブリをパニックにさせる→パニックを加速させる→誘導→死、である。パニックに陥ったゴキブリは物伝いに移動、明より暗に必ず移動しようとする。この性質を利用してあらかじめゴキブリルートを読んでおくのだ。そこに先手を打てば誘導は簡単である。

使用武器により誘導の手段は少しづつ変わる。では続いて武器についての解説をしよう。

A直接打撃系
B噴射系
C洗剤

尚、すべての兵器に共通することだが、初弾は必ず当てること。当てなければ目標をパニックに陥れることが出来ず、目標をロストしてしまうのは必須である。

A直接打撃系

 もしこれが使える状況であるならばこれが一番良い。押しも押されもせぬ最強の兵器である。スリッパ、ハエタタキなどいろいろあるが私は新聞紙をオススメしたい。新聞紙は長いリーチと状況に合わせた変形、しなりを利用した素早い初速、さらには自身を誘導媒体に使えるというこれでもかというくらいコンテンツ盛りだくさんのマルチ兵器である。

 ゴキブリが壁にくっついている場合は落ちることも計算にいれてなるべく上からスイングすること。また、隙間などがそばにない場合は新聞紙自体を筒にしてゴキブリのそばに置く。パニックになったゴキブリは簡単に新聞紙の中に入ってくるのでそのまま潰して殺す。

 ゴキブリの内臓がくっついてしまっては困る場合や壊れ物のそば、流しなど使用できない状況でない限りは直接打撃系が最も効果的である。相手はたいてい一撃で死ぬ。皆さんには是非直接打撃系で戦っていただきたい。ちなみに私は熱帯魚屋で叩き殺したゴキブリの内臓の残骸を複数のゴキブリが舐め取っているのを見てからトラウマになり、直接打撃系はなるべく使用しないようにしている。ま、飛び散った内臓を拭けばいいんですがね。

B噴射系

 市販の殺虫剤の場合ゴキジェット以外は糞である。他のははっきり言って使えない。ゴキジェットは神経系に作用し、すさまじい殺傷力を誇る。3秒当てることが出来れば確実に仕留めるところまで持っていける。ちなみにゴキブリも他の昆虫と同じく、背中側は耐性が高く腹側は弱い。だからなるべく腹側に当たるように、横から噴射するのがポイントである。ガス圧が強すぎて吹っ飛んでしまうが、これを逆に利用して逃げられては困る方向から噴射すると良い。また、壁にいるゴキブリに対しては落ちることを計算して斜め下から落下方向へとなでるように噴射する。ただしゴキジェットは人体にも有害なため、風呂場や台所では使えない。

 また、車やバイクに乗る人は誰でも知っているブレーキクリーナーというものがある。これは脱脂洗浄剤で、油を吹き飛ばす作用がある。ゴキブリは気門付近を油でコーティングしており、この油のコーティングが取れてしまうと自分の毛で窒息死してしまう。気門は他の昆虫と同じく腹部に存在する。ブレーキクリーナーでは当然腹部を狙う。5秒も当てることが出来れば確実に殺せる。だがしかし窒息するまでにタイムラグがあるので、当ててからすぐ死ぬというわけではない。ブレーキクリーナーは勝手に蒸発するので後始末が大変楽である。

 最後に変り種としてヘアスプレーを紹介しておきたい。スーパーハードHGなどに代表される超強力セットスプレーである。これはゴキブリを瞬時に固めることが出来る。初弾が当たればそのまま勝ちである。後始末がめんどくさいが・・・

C洗剤

 台所用中性洗剤が有名である。界面活性剤の力によって油を分解し、ブレーキクリーナーの例と同じくゴキブリを窒息させる。洗剤の場合腹部を確実に洗剤の海に浸からせないと殺すことは出来ない。よって原則は大量発射である。
界面活性剤の量は台所用のジョイが40%とトップクラスであり、他のは5~20%とあまり役に立たない。
バスマジックリンなどは噴射機能が使えるが、腹部を洗剤で満たさないと殺すことが出来ないので兵器としては役に立たない。洗剤は数少ない台所、風呂場で使える兵器なので、常に生活用とは別にゴキブリ用を常備しておきたい。

 最後にあまり一般的ではないが、シンナー等の有機溶剤系を挙げておく。ラッカーなどの塗料でも良い。これをぶっかければまさに瞬殺が可能な恐ろしい兵器である、が、自分自身が誘惑に負けてしまう恐れもある。また、かけた場所の塗装がはがれたり、反対に塗料で色がついてしまったりするため、なかなか使う場所は限られてしまうだろう。 

☆もしも目標をロストしたら・・・・・

初弾を当てているならばあわてることはない。ゴキブリはパニックの極致に陥っている。こんなときは落ち着いて音を聞こう。ゴキブリの足音が聞こえるはずだ。足音が聞こえたら、ロスト地点から物伝いの位置を確認する。壁、地を這うケーブル、足音の方向に従えば必ずやゴキブリは見つかるはずだ。

 初弾を外していた場合、もうこれはゴキブリホイホイでも仕掛けて祈りながら寝るしかない。

 後のことは僕は知らない。

 

 

2、トラップ編

 トラップの解説を始める前に少しゴキブリの生態について説明しておこう。まず、ゴキブリという昆虫はもともと森林にいた昆虫である。貿易が始まる前までは東南アジアのみに生息しており、貿易の開始と共に日本、そして世界各国へ広がったようだ。元が熱帯雨林の昆虫なのだから当然高温多湿の環境を好む。そしてヤツらは雑食性の昆虫である。雑食性の昆虫に思考などほぼ存在しない。(肉食であろうとなんだろうと昆虫は皆馬鹿であるが。)また、彼らは熱帯雨林においては圧倒的弱者である。常に捕食される存在である。であるからして、ゴキブリの行動原理には常に安全を確保しながら行動するという本能が備わっている。

 熱帯雨林で何の武器もないゴキブリが身の安全を確保する戦術、それは、隠れることである。つまりゴキブリは常に隠れながら移動する。これはゴキブリが思考しているのではなく、そのように本能がプログラムされているからである。ゴキブリは脚以外の身体の一部が何か物体に触れていないと生理的に駄目なのである。だから彼らが移動する際には必ず物に沿って移動する。このへんのことは次回も触れる。

 以上をまとめると、ゴキブリは高温多湿の環境を好み、壁や物沿いに移動し、思考も何もなくただそこにある食べ物を食べる生き物だということである。尚、ゴキブリは8割がたの情報を触覚に依存しており、目は明暗を確認している程度である。

 

 と、なると自ずとトラップを仕掛ける場所もわかってくるだろう。ずばり高温多湿で物沿いの位置である。ゴキブリに学習能力があるなんていうデマがあったり、危険と判断したらもうそこには寄り付かないなどというデマまであるがそんなことはない。ゴキブリは思考などしていない。ただ、触覚で確認して「食べれる、食べれない、危険」といった刹那的な判断を繰り返しているだけだ。よってトラップの位置をいちいち変えたりする必要はない。

では以下にトラップを解説していく。

A粘着シート型
B毒系
Cコップ

A粘着シート型

 ごきぶりホイホイでおなじみのシート型である。メリットとしてはゴキブリの確実な死が確認できることである。精神的な安堵感を生み出してくれるのだ。
デメリットとしては反対にゴキブリを呼び寄せてしまう可能性があること。特に集合住宅ではこの傾向がある。
設置は矢張りトラップの鉄則を守り、物沿い、壁沿いに設置すること。
いくつかのメーカーからシートタイプが出ているがごきぶりホイホイに勝てるものはない。ごきぶりホイホイはゴキブリの入り口がひときわ高くなっており、ゴキブリの触覚が粘着シートに触れにくいように設計されている。このためゴキブリは粘着シートに滑り落ちてから初めて危険を察知する。と、同時にパニックに陥り、暴れまわって手足を動かす。ゴキブリは手足を動かすと自然と前進するようになっており、足がもげながらも粘着シート上で前進しているのはこのためである。

B毒系

 ホウ酸団子やコンバットといったものがこれに該当する。これもトラップの鉄則に従って、壁際、物際に配置する。メリットとしては、ゴキブリは巣に帰ると自分の糞を仲間に食わせる習性があるため、巣にいるゴキブリ全部を殲滅できるということである。まるで細菌兵器のようである。デメリットとしては効果が確認しにくい、飲食店の場合変なところで死なれては困るといったところであろう。
各自の判断に委ねたい。

Cコップ

 私が使っていたあのトラップである。効果ははっきり言ってすさまじい。だがこれも近隣のゴキブリを呼び寄せてしまうデメリットがあるのと、ゴキブリが生きたまま捕獲されるのでゴキブリが動いているのを見たくない人にはつらいだろう。また、餌をこまめに揃えなければならないのと、その餌自体の匂いがキツいのが難点である。

番外ー生物兵器

 究極のゴキブリ対策、それは生物兵器である。動物の糞さえ気にならなければ、一番有効で一番安全なゴキブリ対策となる。

 私が勤めていた店はある時期を境に他の店とも提携を始めたのだが、その店では一切ゴキブリが出なかった。聞くところによるとヒョウモントカゲモドキという熱帯性のヤモリ(すげーカラフル)を店内に3匹ほど放しているらしい。熱帯性のヤモリなので当然暖かい店内から脱走することはない。このヤモリがゴキブリを食いまくるので、ゴキブリが出ないというわけである。が、これは年中暖かい熱帯魚屋だからできたことでもある。そうでない所で生物兵器を使用するならば、当然熱帯性の生き物では駄目だし、使い捨てを覚悟するか、脱走防止の工夫をしなければならない。そこで以下に3つの例をあげた。

1、ヤモリ使い捨て

 普通にヤモリを飼うのである。もちろん放し飼い。生物兵器は放し飼いにしなければ効果はない。だがしかし、一般家庭のゴキブリの量などたかが知れている。おそらく1週間で食い尽くし、他の場所へ行ってしまうだろう。ヤモリの場合、脱走を防止する手段はない。

2、アマガエルもしくはカジカガエル

 これは脱走防止としてカエルが水場から離れないという習性を利用するものである。水槽やプラケースに水を張り、半ば放し飼い状態にする。アマガエルの場合、大ゴキには歯が立たないかもしれないが、ショウジョウバエを食べるのでその対策にもなって大変よろしいと思われる。
だがしかし、カエルも馬鹿なので排水口に突っ込んで死んだり、道に迷って干からびたりしてあまり長生きはできないであろう。使い捨てよりは若干長持ちするという程度の認識にとどめておきたい。

3、アシダカグモ

 これはゴキブリ専食のクモである。見た目は相当グロい。このクモがいる家は相当ゴキブリがいるということである。現在販売している業者はないので自分で捕まえるしかない。アシダカグモは昆虫なので小食であり、かなりの絶食にも耐えられる。つまりほっといてもいいということである。脱走はしない。だが反対に小食が故に効果は薄い。少なくともゴキブリを殲滅するとまではいかないようだ。

以上、トラップ編。
次回いよいよゴキブリ退治の花形、出会い頭編

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