今世界中で最も話されている言語は英語である。これは何も大英帝国およびアメリカ合衆国が世界を制覇したから、ではない。英語の文献の持つ知識量が、その他の言語より遥かに多いから、世界中の人は英語を学ぶのである。現に我々とて日常会話で英単語を使いまくっている。それと共通する語彙を探すよりも、その単語をそのまま使ってしまったほうが速いからである。これは東アフリカのスワヒリ語がアラブ語の語彙を取り入れて完成したのとよく似ている。

 また、各個人の母国語がバラバラな集団がひとつあったとする。そうなると、そこで話される言語はその中で最も知識量のある人間の言語になる。それもそのはず、困った時みんなその知識人に相談するからだ。また、その知識人が持つ語彙を他言語に変換できる者がいないので、勝手にその単語がその知識人の持つ言語に固定されていく。例えばその知識人が電源、という単語を使ったとする。しかしその他の人々は電気供給のシステムを知らなかったとする。そうなると「電源」は「電源」以外の単語で表現することが出来なくなる。

 であるからして、研究開発を怠って知識の蓄積が少ない文化の言語は次第に滅んでいくのである。現代で豊富な知識量のある言語は、英語、フランス語、ドイツ語、日本語、オランダ語、イタリア語である。ウィキペディアを見てみればその情報量がよくわかるであろう。

 反対に滅びつつある言語は、アラビア語、中国語、スペイン語、ロシア語などである。

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